引越しに役立つコラム

引越しの不用品回収をするなら

引越しの荷造り方法

引越しが決まったら、荷造りをしなければなりません。しかしながら、「何からダンボールに入れたらいいのかわからない」など、なかなか梱包作業が進まない方も少なくないのではないでしょうか。また、自分で荷造りを行う場合、引越し業者の運搬作業が始まる前までに、荷造りを終えなければなりません。これは、引越運送約款で定められているので、荷造りが終わって運び出す準備ができていないと、追加料金を払って梱包作業をお願いしなければならなくなります。

荷造りにかかる平均日数は、一人暮らしで約5日、家族世帯で約8日といわれています。間違った順番で梱包をしてしまうと、無駄な時間と手間をかけるだけになってしまいます。そのため、荷造りは効率の良い手順で行いましょう。その方法について、ここで少し紹介します。

まず、部屋をブロックごとに分けます。例えば、リビングや寝室、子ども部屋といった感じです。この時、トイレや洗面所などの、荷物が少ない場所は、利用する用途が似ているもので分けます。さらに、ブロックからグループへと細分化します。子ども部屋ならベッド周り、机周り、クローゼットの中といった具合です。

そして、シーズンオフの洋服など、使う予定のないものから、ダンボールに詰めていきます。次に、使うかもしれないものを詰めるのですが、この時、引越し当日までに使う可能性があるため、詰め終わってもダンボールの蓋は開けたままにしておきます。使い終わったら、忘れずまた元の状態に戻しましょう。引越し当日、全ての荷物をダンボールに詰め、開けておいた蓋も閉じます。

詰め終わったダンボールに、何が入っているのか書いておくことで、どこに運べばいいのかすぐに分かりますし、引越し後の開梱作業もスムーズに行えます。また、重いものは小さい箱に、軽いものは大きい箱に入れるのが良いでしょう。

不用品処理1

引越しをする際、必ずと言っていいほど出るのが不用品です。日用品から家具、家電にいたるまで、種類はさまざまですが、要らないものは旧居で処分してしまって、新しい気持ちで新居には向かいたいものです。しかしながら、リサイクル品なのか粗大ゴミなのか分からず、処分に困ることもあります。では、どのような処分方法があるのか考えてみましょう。

まず、購入した家電量販店で引き取ってもらう方法です。家電リサイクル法に基づいて、テレビや冷蔵庫、洗濯機やエアコンなどを回収してもらえます。自分で取り外す手間がなく、運び出す必要もないのが利点でしょう。

自治体の粗大ゴミ受付センターでは、不用品を処分する上で、一番安く済みますが、自治体によっては処分できないものもあるので、確認が必要です。コンビニなどで、粗大ゴミ処理券を購入して、指定の日に指定の場所へ不用品を出しておきます。自分で部屋から運び出し、大きいものなら分解をしなければなりませんが、自分で車などを使い持ち込みができるのであれば、さらに安くなる可能性があります。インターネットからでも申し込みができるので、忙しい人でも手続きが簡単なことが魅力です。

リサイクルショップやオークションを利用する方法もあります。リサイクルショップの場合、処分をすると費用がかかる家電なども、良品であれば買い取ってくれるのがメリットです。ただ、持ち込みができない大きさの場合、出張買取をしてもらわなければならず、せっかく不用品がお金になったのに、出張費用を払ったことでマイナスになってしまうこともあります。オークションは、買い手が現れるかわからない反面、思いがけない値段で売れることもあります。引越しまでに処分ができない可能性もあるので、時間に余裕がある時に出品するのがおすすめです。

不用品処理2

不用品回収業者に、引き取ってもらう方法もあります。昔は軽トラなどで廃品回収をしていましたが、最近は電話一本で専門業者が来てくれます。運び出しから分解まで行ってくれるので、手間がかかりません。見積もりは無料ですが、引き取りにはお金がかかります。自治体で回収してくれなかったものでも、回収してくれるというメリットの反面、当然ながら費用は高くなります。個人で行っているところも多いので、料金などについては見積もりの段階で明確にしておくことが、トラブルを防ぐコツです。

これまで4つの方法を述べてきましたが、引越しの時、荷物を搬出するのと一緒に、不用品回収も引越し業者にしてもらうことが、自分で運ぶ労力が要らないため、楽な方法です。また、引越し当日に処分ができるので、新居では使わないけれど、ぎりぎりまで使いたいときには、とても助かります。

業者によって、家具や家電の引き取りだけなのか、買取もしてくれるのかが変わってきますし、不用品回収の料金が引越し料金に含まれるのか、そうでないのか、全てが同じではないので、注意をしてください。自分でリサイクルショップに持っていかなければいけないような、書籍やCD、衣類といった小物類も買取してくれるところもあります。

当然のことですが、不用品回収は、手間が省けると料金が高くなり、手間がかかると料金は安くなります。自分に合ったものを選んで、「粗大ゴミだけを業者に依頼して、引越した後処分できていなくても困らないものをオークションに出品する」といったように、いくつかの方法を組み合わせるのも良いでしょう。

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