引越しに役立つコラム

引越し挨拶をするときのマナーや手土産について解説

引越し挨拶をする範囲はどうすればいいのか?

新しく引越ししてきたのであれば、近隣の住民に対して引越し挨拶をすることが大事です。引越し挨拶をすることで、これから仲良く付き合っていくことができます。ただ、実際に引越し挨拶するときには、どの範囲まですればいいのでしょうか。例えば、マンションやアパートに引越しをした場合であれば、自分の部屋から考えて上下左右の部屋に引越し挨拶をするといいでしょう。

隣人に挨拶をするのは、生活する上でよく顔を合わせるために一番に親しくなる必要があるからです。上の階の住民に対しては、下の階に引越してきたことを伝え生活音に対する配慮をお願いするために引越し挨拶に行きます。逆に下の階の住人に挨拶に行くのは、やはり生活音に対する配慮をお願いするためです。最近は騒音に関するトラブルも増えつつあるので、前もって丁寧に引越し挨拶をしておけば、先方も寛容になってくれるので、トラブルを未然に防ぐことができます。

実際に引越し挨拶に行くときには、自分と相手のタイミングを合わせることが難しいものですが、夜遅くに引越し挨拶に行く場合であっても身なりはきちんと整えてから挨拶に行くようにしてください。隣人が女性の一人暮らしであるケースもあるので、特に男性が挨拶に行く場合にはあまり夜遅く行くとトラブルになることもあります。時間にはくれぐれも気をつけるようにしましょう。

また、挨拶に行くときには、手土産を一緒に持っていくといいでしょう。先方の好物が何か分かっていたらそれを持っていけば問題ありませんが、分からない場合は簡単なスイーツなどを持っていくといいでしょう。食べ物の場合は好き嫌いがあるので、それが気になる場合は石鹸やシャンプーセットなど必ず使うであろうものを手土産として持っていくと喜ばれます。

他にもある挨拶のマナーや方法とは?

引越した先が一軒家の場合は、どの範囲まで引越し挨拶をすればいいのでしょうか。基本的には、向こう三軒両隣と裏のお宅に挨拶に行くといいでしょう。一軒家の場合は、マンションやアパートよりも長く住むケースが多いので、最初にしっかりと挨拶をしておくことが大事です。

新築で家を建てる場合には工事をする必要があるので、工事前に近隣の住民に前もって挨拶をしておき、引越しした後に改めて訪問するようにします。このときにも手土産を持っていけば相手の心証が良くなるので、必ず持っていくようにしましょう。手土産というのはあまり高級な物を持っていっても先方は困ってしまいます。そのため、なるべく相手の負担にならないようなものにし、かつ安すぎることのないような金額の手土産にしましょう。

また、集合住宅や賃貸の場合であれば、大家や管理人にも一言引越し挨拶に行っておくのが効果的です。基本的には特に必要になることはありませんが、最初に相手の印象を良くすることで何か起きたときに味方になってくれやすくなるので、簡単な挨拶だけでもしておくようにしましょう。

自治会長への挨拶も必須というわけではありませんが、地域によっては引越し挨拶が当たり前だと考えていることもあるので、形だけでも挨拶に行くのが無難です。自治会の活動が活発な地域であれば、逆に自治会長の方は挨拶に来てくれるケースもあります。自治会へ加入するかどうかは、その地域の活動内容をしっかりと把握した上で決めるようにしましょう。

引越し挨拶のタイミングと時間帯について

引越し当日はトラックが道路上に停まったり、荷物が建物の通路を塞いだり、さらに作業時には音を立てたりするので、何かと近所に迷惑をかけてしまうことになります。しかし、荷物の積み下ろしが始まる前までに挨拶を済ませておけば問題なく引越し作業をすることができるので、遅くとも積み下ろしが始まる前までには挨拶に行くようにしましょう。

そして、可能であれば前日までに引越し予定日を伝えて手土産と一緒に挨拶をしておくと当日慌てずに済みます。特に、自宅への来客が多い場合や小さな子どもがいる場合には、できるだけ引越し前に挨拶をしておくことをおすすめします。新しい自宅に引越しをすると、子どもたちは興奮してはしゃぎ回るので、事前に伝えておいた方がトラブル防止になるためです。

また、自宅への来客が多い場合でも、引越し挨拶のときにその旨を伝えておけば不審に思われることもありません。引越し挨拶というと堅苦しい感じがしますが、引越しした後の生活を快適なものにするためには必須のことなので、今後の生活のことを考えて面倒がらずに必ずしておくようにしましょう。

挨拶に行く時間帯としては、遅くても19時まで辺りが目安になります。あまり遅い時間に挨拶に行くのは非常識ですし、一家団らんの妨げにもなるのでくれぐれも時間帯には気をつけてください。逆に、朝であれば早くても10時あたりが無難です。早すぎると相手も寝起きのまま対応しなくてはいけないので、その辺りの配慮をしっかりとしてから挨拶に行きましょう。

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